【辛い?楽しい?】女性営業2年やって分かったこと

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案外しんどいし、案外勉強になる

私の環境を簡単に説明すると、営業として働き始めて早3年目。所謂、専門商社で働いています。扱っているもの・客先がゴリゴリの理系チックな所が多いこともあり、女性営業は私が最初で最後です。(今のところは…)そんな環境の中で私が感じたことを赤裸々に書きたいと思います。

これから同じような職種を目指す方、転職を考えてる方、同じような立場でしんどい思いをしている方、そんな方達にぜひ読んでほしいですね。

女性営業をやっていて得したこと

couple carrying cardboard boxes in living room
Photo by Karolina Grabowska on Pexels.com

とにかくチヤホヤされる

これは女性が少ない職場あるあるだと思いますが、はれものを扱うような対応をされます(笑)それが辛いとこでもありますが、大抵は良いです。重いものは持たなくていい。困った顔して立ってると誰かが助けてくれる。男性が多い職場だからこそ、女子には優しいことが多いです。

客先でも同じようなことが起きます。普通は荷物運びも営業の仕事ですが、「女の子だから大丈夫!!!僕やるから!!!」と積極的にやってもらえることが多いです(笑)ちょっと申し訳ないなと思いつつも、笑顔でありがとうございますと言えばノープロブレムです。次もきっと手伝ってくれることでしょう。

顔を覚えてもらいやすい

少ない存在だからこそ、印象には残りやすいみたいです。あー、あの営業の女の子ね!と、何かあれば思い出してもらえます。これは少ないからこその特権です。

あとはアポも割と取りやすいと思います。女性なら会おうかなと下心丸出しのおっちゃんがたくさん捕まえられます(笑)

女性営業をやっていて辛いこと

alone man person sadness
Photo by Pixabay on Pexels.com

前例がいなくて誰に何を聞けばいいのか分からない。相談相手がいない。

服装は?化粧は?髪色は?

そんな基本的なところから、前例がないので迷います。1年目の頃、私はこれでめちゃくちゃ悩みました。男性上司は、服装のこととかを突っ込むとセクハラになりかねない!!と心配して、何も言ってくれないんです。頼むわ……

幸い歳の近い先輩社員が「こんな格好の女性営業をたまに見るよ」と教えてくれたおかげで、なんとか乗り切ることができました。地味にしんどかったですね。

次回、女性営業の服装編!お楽しみに!

あとは、男性ばかりだと女性ならではの悩みも、基本的には理解してもらえません。例えば生理痛。外回りで生理中だと最悪です。そんな辛さは女性じゃなきゃわかる訳ありません。女性だからこその悩みを、同じ女性営業として相談できないのはかなり辛いことかなと思います。

基本的にナメられる

これはもうどうしようもありませんが、基本、下に見られてなめられます。仕事が増えれば増えるほど結構しんどいです。仕入先は、男性社員には強気になれない人も、女性が相手だと話は違います。実績を積んでいけば徐々に態度も変わっていきますが、一度でも失敗をすると「これだから女子は…」みたいな態度をとられます。(もちろん人によりますが)

お客先ではというと、基本営業としては認識されません。アシスタントさんだよね?とか、事務の方でしょ?とか。営業として認識、信頼を得ていくのは至難の業です。

どうせ腰掛けでしょ?の風潮が消えていない。

女の子だから3〜4年でやめるのが当然。という風潮が消えていないのが現実です。なので、期待も基本はされませんし、超重要な案件も基本的には男性社員に回されます。(うちの会社の場合ですが…)

もちろん私も産休・育休を出来れば取得したいと思っているので、この環境で不満はありませんが、バリバリやりたい!という方には窮屈かもしれません。

結局女性営業は楽しいの?辛いの?

ethnic businessman shaking hand of applicant in office
Photo by Sora Shimazaki on Pexels.com

冒頭でもお伝えした通り、想像以上の辛さもありますが、学ぶこともたくさんあります。ですが、私は正直一度も楽しいと感じたことはありません。理由は3点あります。

  • 2年間は覚えることに必死で、楽しむ余裕すらなかった
  • 女性営業と男性営業とでは勝手が違い、その壁を乗り越えるのが大変すぎて、心が折れた
  • できない理由ばかり探して行動していた

見ていただいたらわかると思いますが、女性どうこうの前に、私の仕事に対する態度があまりに酷かったと思っています(笑)なので、楽しくないのも当然です。

3年目に入り、ようやくスイッチも入り、自分なりにできることを探して行動しています。その結果女性営業が楽しいのか、楽しくないのか、再度考察したいと思います。

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