妊娠の壁って何?
妊娠したら一度は耳にすることがあるであろう「妊娠の壁」
私自身も妊娠した際、調べてはソワソワ。過ぎては安心…となんやかんや出産までドキドキしていたことを思い出します。
今回は一般的に言われている妊娠の壁を簡単にご紹介していきます!ぜひ参考にしてみてください。
妊娠5~6週 胎盤確認の壁
妊娠初期の超音波検査で胎嚢(たいのう)が確認できるかどうか、という状況を指します。通常、超音波検査を行うと、胎嚢が確認され、その中に胎芽や胎児の存在が見えます。
その内、子宮外妊娠は妊娠全体の1~2%の確率で起こります。まずは、子宮内に胎嚢が確認できれば、とりあえず子宮外妊娠の可能性はないようです。
妊娠6~8週 心拍確認の壁
もう次の壁です。(笑)ここまでが一番流産確立が高いようです。
超音波検査で心拍が確認できたら一安心。
排卵日が違うことによって、確認が遅れる場合もありますが、赤ちゃんを信じて胎盤確認から3週間ほどは様子見をしてみましょう。
私もはじめて心拍を聞いた時、感激したことをいまでも覚えています。もう人として成長をはじめているんですよね…神秘的
【第一関門!?】妊娠9週の壁 ~3か月~
妊娠における全流産の7割が9週までに起こると言われており、私も何度も耳にした言葉でした。
心拍確認できたのに、9週の壁は超えられなかった。なんていう情報も出てくるので、不安で不安で仕方ないですよね・・・
この時期の流産は染色体異常によるもので、母体のせいではないようです。そうは言われても、母は辛い時期なのかなと思います。
妊娠12週の壁 ~4か月~
自然な流産の約80%がここまでに起こるそうです。
つわりなどがある方は、辛すぎて気にしている余裕もない時期かもしれません。
この時期は胎動もあまり分からず、お腹も出てこないので、本当に不安だったのを今でも思い出します。
検診で見れるのが唯一救いですよね。
妊娠16週の壁 ~5か月~
ついに安定期突入です!
胎盤が完成してくる時期で、妊娠中期に入ります。
【第二関門】妊娠22週の壁 ~6か月~
21週までは「流産」になってしまいますが、22週以降は「早産」になるタイミングです。大きな節目
胎児の生死に関わらず、出産をすることになります。
ここで出産を迎えた場合、500gを超えているかが一つ基準になるようです。しかし、生存できたとしても、障害や後遺症が残ってしまう可能性が非常に高いです。
妊娠24週の壁 ~7か月~
750g以上になっていれば、後遺症や障害なく助かる可能性が約50%ほどあります。
先ほどの壁に比べると高くはなりますが、やはりまだお腹の中にいてほしい時期ですね。
この頃になると、お母さんの見た目もかなり変わってきています。今のうちから、授乳にも使える楽なブラやショーツを探しておくのがおすすめです。
妊娠28週の壁 ~8か月~
体重は1000gを超えてくると、助かる確率がかなり高くなり、約80%までに上昇します。
ただ、やはりまだ障害や後遺症が残る可能性は高いですので、できる限り気を付けるようにしましょう。
妊娠30週の壁 ~8か月~
ここまでくると、体重1500gほどになり、生存率や障害もかなり減ってくるといわれています。
切迫早産などの人は、もしかしたらこの週数を目標に掲げている方もいるかもしれません。
妊娠34週の壁 ~9か月~
早産の扱いにはなってしまいますが、体重が2000g近くになり、かなりの確率で生存が可能です。
保育器で過ごすことにはなりますが、十分に生存できる可能性があるでしょう。
妊娠37週の壁 ~10か月~
ようやく正期産に入ります!つまり、いつ産まれても大丈夫、という状態です。
病院にもよりますが、検診の回数も増えてきて、いよいよだな・・・という気持ちになります。
初産の人は、だいたい予定日を超えると言われていますが、私の場合も2日ほど超過しました。
詳しくはこちらをご覧ください。
まとめ
妊娠は本当に壁ばかりです。
そして、妊娠出産は本当に命がけです。
赤ちゃんの生命力を信じ、自分の体をいたわりながら、一つずつ壁を乗り越えていきましょう!!!