学校決めの一つにもなりうる「制服」。金城学院の制服は、所謂セーラー服です。
諸説ありますが、日本で初めてセーラー服を制服としたのが金城学院だとか・・・
そんな伝統ある制服ですが、巷では可愛いとも言われています。
具体的にどのような制服なのか、季節ごとに分けてご紹介していきましょう。
冬服
写真真ん中が冬服です。
ちなみにスカーフの色は、中学生が白色、高校生が紺色になります。スカーフの色を見れば、中学生か高校生かの見分けがつきます。
夏服
写真一番左が夏服です。
中学生のスカーフはネイビー、高校生は通年同じ紺色をつけます。
夏服は半袖ですが、室内はクーラーが効いていて寒いので、この上に指定のカーディガンを羽織ることも多いです。
生地がかなり薄めなので、下着が透けてしまう・・・なんて悩みもあったのを思い出します。
合服
他校ではあまりないのが、この合服ではないでしょうか。写真でいうと、一番右の制服です。
夏〜秋にかけて着る、長袖の薄手の制服になります。先程の、半袖の制服もありますが、合服の方が可愛いので、半袖は着ない!という子もかなり多いです。
運動部の子は暑いので半袖が多いですが、文化部の子たちは合服が多かった印象です。
通学中はとっても暑いですが、「可愛さには変えられない」ということで、私もヘビーユーザーでした(笑)
カーディガン
寒いときや、体操服の上にさっと羽織れるようなカーディガンもあります。
もちろん学校指定のもので、腕の部分に校章が印刷されています。
種類は2種類で、厚手と薄手のものがありました。生地もしっかりしていて、そんなに使う機会もないので、私は6年間同じものを使いました。
鞄
鞄も、学校指定の紺色の肩掛け鞄です。
教科書を入れるとかなり重たくなるので、肩がちぎれそうになっていたのを思い出します。
中はポッケがたくさんついているので、案外便利な作りをしています。
また、鞄に、ストラップやらシュシュやら、ペイントをしている子もいます。それぞれが個性を出して装飾をしていますが、やはりどこからどう見ても学校鞄なので、OGはすぐに分かっちゃいます(笑)
もちろん指定鞄だけでは入り切らない荷物もあるので、サブバッグとして、リュックやサブバッグも持ていました。部活生や高校生は荷物も多いですからね。
靴下と靴
靴下と鞄も指定のものです。
靴下は白色の三つ折りソックス。靴は黒色のローファーです。
考えなくて良いので楽ですが、夏はくっきりと三つ折りソックスの日焼けをしてしまいます。
どれだけ対策をしていても、あとが残ってしまうので、卒業するまではいつも靴下を履いているような足をしていました。
トッパーコート
コートの指定のコートがあります。
丸襟のトッパーコートと呼ばれるものです。
それなりに温かいのですが、やはり首元は空いていて寒いので、手袋やマフラーをつけていた記憶があります。
指定じゃないと無限に派手になる??
金城学院は他校の女子校に比べると、かなり指定のものが多いように感じます。
その理由として、「指定でないと、どんどん派手になってしまう」ということがあるようです。
実際修学旅行の鞄も、ブランド物は禁止。遠足は体操服。修学旅行は制服、と全て指定されています。理由を聞いたところ、「ブランドを持ってくる人が多くなり、歯止めが効かなくなるから」といっていました。
なんだか金城らしい理由ですね。
私は楽で良かったのですが、自由な校風を望む人には、少し窮屈かもしれないです。