【実測】電気代は高い?デロンギ マルチダイナミックヒーターのレビュー・口コミ

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デロンギ マルチダイナミックヒーターの購入を検討している方が最も気になるのは、電気代ではないでしょうか?

この記事を読むことで、以下のことがわかります

  • 一晩中つけっぱなしでの実際の電気料金(実際に計測した数字)
  • どういう人におすすめな家電なのか
  • よくある疑問への経験談からの回答

真冬の間をデロンギ マルチダイナミックヒーターと共に過ごした筆者が、実際の経験をもとに執筆しています。

高い買い物なので、よく調べてよく考えてから購入してくださいね!

デロンギ マルチダイナミックヒーター 電気代を実際に計測

デロンギ マルチダイナミックヒーターの電気代を実際に計測してみました。

計測機を使っているので、かなり正確な値になっていると思います。

電気代の計測に使った家電

使用したのは、以下の機器です。スイッチボットシリーズで初めて電気代を計測できるようになった、プラグミニです。

「プラグ」とは若干機能が異なっている「プラグミニ」の方です。

このプラグミニを使うことで、デロンギ マルチダイナミックヒーターの下記を徹底調査することができます。

室温を安定させ快適に63%節電

https://oilheater.delonghi.co.jp/product/mdh.html

HP記載のこの特徴を調べるには、実際に計測してみるほかありません!

POINT

説明書に記載の消費電力から概算するのではなく、実際に計測することで、よりリアルな電気代を見ていきます

電気代は1ヶ月あたり、5,890円~7,874円

デロンギ マルチダイナミックヒーターの電気代は、1日(1晩)あたり190~254円という結果になりました。(2023年1月下旬、電気代は31円/kWh、12時間での計測)

  • 1時間あたり16~21円
  • 1日(1晩)あたり190~254円
  • 1ヶ月あたり5,890~7,874円

どうですか?「めっちゃ高いやん!」と思われた方も多いのではないでしょうか?

この電気代は、エアコンよりもお得なのか?計算してみましょう。

計測条件は以下です。

  • 計測時間は夜7時~朝7時の12時間
  • 2023年1月25日~31日で計測(最低気温は -3.8℃~0℃)
  • 5.5畳 鉄筋コンクリートマンション 北側に出窓
  • 加湿器併用

上記条件での計測された電力から電気代を計算しました。(参考:公益社団法人 全国家庭電気製品公正取引協議会

31円/1kWh (2022年7月~の電気料金の目安単価)

エアコンの電気代よりも安い

同じ条件で計測できればよかったのですが、デロンギ マルチダイナミックヒーターが快適すぎて、1日を犠牲にしてエアコンで実際に計測するのは無理でした!

ということでできるだけ計測条件が近い他サイトでの情報を記載します。

(参考:https://enechange.jp/articles/air-conditioner-24h

  • エアコン 1日あたり284円
  • デロンギ マルチダイナミックヒーター 1日あたり190円~254円

エアコンと比較してもデロンギ マルチダイナミックヒーターの方が若干安いです。

電気代を気にして購入を悩んでいる人にとっては、朗報です!

では、なぜ電気代が高いと思われているのか?見ていきます。

電気代が高いと思われている理由

デロンギ マルチダイナミックヒーターの電気代が高いと思われている理由は、「定格出力が大きい」からです。

機器類が、指定された条件下で安全に達成できる最大の出力。

Weblio辞書

定格出力というのは、説明書やHP、機器自体にシールとかで表記されており、電気代の最大を表しています。

  • エアコン:1150W = 1時間あたり35円
  • デロンギ マルチダイナミックヒーター:1200W = 1時間あたり37円
  • こたつ:600W = 1時間当たり18円
  • ドライヤー:1300W = 1時間あたり40円
  • 扇風機:20W = 1時間あたり0.6円

確かにこれだけ見ると、エアコンと共に家電の中でもかなり高いです。しかし、次で説明するデロンギ マルチダイナミックヒーターの特徴がとても重要です。

ハイレベルな温度調整機能

デロンギ マルチダイナミックヒーターのHPには下記のような記述があります。

室温を安定させ快適に63%節電

https://oilheater.delonghi.co.jp/product/mdh.html

そうです。室温を安定させるのと同時に暖めすぎを防ぐために、強くなったり弱くなったりしています。イメージとしてはこんな感じです。

①部屋が設定温度以下のため、出力MAX

②設定温度に達したため、省エネ運転

③温度がちょっとさがってきたため、出力アップ

④設定温度に達したため、省エネ運転

これはもちろんエアコンもやっていることですが、この機能がハイレベルなため、電気代がエアコンよりも安くすんでいます。

名前の由来でもある、ダイナミックに暖めることができます。そのため「電気代を抑えながら」「安定した温度」が保てます

デロンギ マルチダイナミックヒーター おすすめな人・そうじゃない人

デロンギ マルチダイナミックヒーターがおすすめな人・メリット

  • エアコンの風が嫌いな人
  • 寝室を暖めたい人
  • 小さい赤ちゃんがいる人
  • グッドデザイン賞が好きな人

エアコンの風が嫌いな人

デロンギ マルチダイナミックヒーターは、ふく射熱という原理を使って部屋を暖めており、風を必要としていません。

エアコンの風は、肌やのどを乾燥させますし、直接あたるのはあまり気持ち良いものではないと思う人もいると思います。

ただ、デロンギ マルチダイナミックヒーターは乾燥しないわけではないので、注意ください。

寝室を暖めたい人

とても静かな動作音で、温度コントロールは抜群です。

ただ、暖める速度はエアコンには勝てません。エアコンの風で部屋中を暖められるからです。

寝室のような扉の開け閉めがほぼないような使い方で、その能力を最大限発揮します。

吹き抜けがあるようなリビングでは、エアコンの方が適しています

小さい赤ちゃんやペットがいる人

デロンギ マルチダイナミックヒーターは、表面温度がオイルヒーターやこたつほど熱くならないので、安全です。

また、温度制御は抜群なので、新生児や乳幼児、のような体温調整がまだ苦手な子、ワンちゃん猫ちゃんがいる家庭には、強くオススメできます!

グッドデザイン賞が好きな人

デロンギ マルチダイナミックヒーターはグッドデザイン賞に選ばれています。

グッドデザイン賞は、見た目だけではありません。その機能性もデザイン(設計)されているモノが選ばれているんです。

デロンギ マルチダイナミックヒーターは、見た目もさることながら、その機能性もお墨付きというわけです。

グッドデザイン賞に選ばれていて納得した家電・家具リスト ~ Coming Soon ~

デロンギ マルチダイナミックヒーターを購入すべきでない人・デメリット

  • 電気代を節約したい人
  • 部屋の乾燥を防ぎたい人
  • 部屋に置き場がない人

電気代を節約したい人

デロンギ マルチダイナミックヒーターは電気代がすごく安いわけではありません。

電気代を節約するためには、電気を使わないような方法(ニトリの着る毛布や、湯たんぽ等)が最もベストな選択肢だとおもいます。

部屋の乾燥を防ぎたい人

デロンギ マルチダイナミックヒーターも乾燥します。風がないので、皮膚からの乾燥が少なく、肌やのどが乾燥しにくくなるだけで、湿度はちゃんと下がります。

なので、HPの下記の文言を勘違いしてはダメです。湿度が下がらない、とはどこにも書いていません。

(そもそも物理学的に、温度が上がるのに乾燥しないのはあり得ません。)

エアコンやファンヒーターに比べて、デロンギヒーター使用時は喉の乾燥感が少なくなったと多くの方に実感頂いております。

https://oilheater.delonghi.co.jp/product/mdh.html

部屋に置き場がない人

デロンギ マルチダイナミックヒーターは当然、置くスペースがとられます。電源コードもあります。

それに対して、エアコンならスペースは必要ありません。

部屋を広く保ちたい人やルンバが家中を走り回るような人はコードを浮かすなど、工夫が必要になります。

デロンギ マルチダイナミックヒーター よくある疑問

デロンギ マルチダイナミックヒーターは暖かくない?

エアコン比べれば、部屋が暖まるのは遅いです。

エアコンは風で空気を循環させていますが、そういう機能はデロンギ マルチダイナミックヒーターにはありません。

ドアの開け閉めが多い部屋や、吹き抜けがあるような部屋の場合、確かに暖まるのは遅いでしょう。

正しい位置に置くことで、デロンギ マルチダイナミックヒーターは効果を最大限発揮します。

https://oilheater.delonghi.co.jp/pdf/Catalog.pdf

デロンギ マルチダイナミックヒーターとオイルヒーターの違いは?

デロンギ マルチダイナミックヒーターはオイルなどの液体を使っていません。

オイルヒーターの方が、一般的に安いですが、温度調整機能は、マルチダイナミックヒーターの方が優れています。

オイルヒーターのオイルの温度をすぐに下げるのは難しく、部屋が暖まりすぎてします傾向にあります。

https://oilheater.delonghi.co.jp/pdf/spec.pdf

デロンギ マルチダイナミックヒーターは電磁波を使って暖めているの?

電磁波は使っていません。

電気を使っている家電はすべて電磁波を少なからず発しているので、まったく発しているわけではありませんが、電磁波を使って暖めているわけではないので、微弱な電磁波です。

デロンギ マルチダイナミックヒーターは火事の危険性が高い?

https://oilheater.delonghi.co.jp/pdf/Catalog.pdf

ストーブや遠赤外線ヒーターに比べれば、火事の危険性は極めて低いです。

理由は、表面温度が60℃前後のためです。

もちろん可能性が0というわけではありませんが、300℃をゆうに超える温度をもつストーブや遠赤外線ヒーターに比べれば、その違いは明らかでしょう。

実際、使っていて、電源を付けてすぐは触れないくらい熱い(それでも触ろうと思えば触れる程度)ですが、温度が安定してくると、ほんわり暖かい程度にしかなりません。

温度をコントロールするために、デロンギ マルチダイナミックヒーター自体も冷えたり熱くなったりしているわけですね。

デロンギ マルチダイナミックヒーターは臭い?

デロンギ マルチダイナミックヒーターは基本的に臭いと感じることはありませんでした。

ただ、新品の時は臭いを感じました。いわゆる新品の臭いというやつでしょうか。

最初は、窓を開けて運転し、数時間で臭いは気にならない程度になりました。

デロンギ マルチダイナミックヒーターは明るい?

操作部が光るだけです。光るだけですが、寝室で使うと、私の家ではかなり明るく感じました。

光る部分を暗くすることはできますが、遮光1級カーテンを使うような寝室では正直、とても明るいです。

私の家では、黒い布のようなものをかぶせて光が周りから見えないようにしました。(たまに電源を消し忘れることがありましたが。。。)

デロンギ マルチダイナミックヒーターのメリット・デメリット

デロンギ マルチダイナミックヒーターのメリットとデメリットをまとめます。

デメリット

  • 値段が高い
  • 電気代が安いわけではない
  • スペースを取られる
  • 乾燥しないわけではない

メリット

  • 温度を一定に保つ性能がとても高い
  • 安全性が高い
  • 風がないので、乾燥しにくい
  • 運転音がとても静か
  • 見た目にもこだわりたい人

まとめ

デロンギ マルチダイナミックヒーターは、見た目、機能性共に抜群だと思います。

買うのにためらうのは、その価格の高さくらいでしょうか。。。

ただ、私はこの値段を出してでも買ってよかったと思います。真冬の間でも、寝室で寝るのがとても快適です。

こういう季節家電はシーズンオフの時が安くなる傾向になっているので、こまめに価格をチェックしてみてくださいね。

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