この1記事で分かるキャッシュレスご祝儀を導入した実体験。paypayも

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マイナポイントのキャンペーンや、QRコード決済の普及に伴い、キャッシュレスが広まってきています。

そんな中、結婚式のご祝儀をキャッシュレスでできないか、と考えている方もいらっしゃるのではないでしょうか?

実際、キャッシュレスご祝儀やった人とかいるの?

私も2021年の8月に結婚式を開催しましたが、キャッシュレスご祝儀を取り入れることにしました。

当初は、キャッシュレスご祝儀に関する情報がほとんどなく、どんな選択肢があるのか、キャッシュレスご祝儀は本当にメリットがあるのか、不安に思っていました。

そんな過去の自分と同じような境遇の人のお役に立てれば、と思います。

【結論】キャッシュレスでのご祝儀はpay系と銀行振込の併用がオススメ

「キャッシュレス」の方法というのは様々あると思いますが、結婚式のご祝儀に関しては、「paypayやラインペイなどのQRコード決済」「銀行振込」の併用が最もおすすめです。

この結論に至った経緯を、

  1. そもそもキャッシュレスご祝儀のメリットデメリットが何なのかについて改めて考え
  2. キャッシュレスのそれぞれの方法について検討し
  3. 実際にキャッシュレスご祝儀を導入した経験と感想

の順にお話していきたいと思います。

キャッシュレスでのご祝儀のメリットとデメリット

person putting coin in a piggy bank
Photo by maitree rimthong on Pexels.com

まずは私が思うキャッシュレスご祝儀のメリットとデメリットを簡単にまとめていきたいと思います。

様々な意見があると思いますが、みなさんは私の意見に賛成でしょうか?反対でしょうか?

キャッシュレスでのご祝儀のメリット

  • ゲストの負担:小
  • 受付への責任:減
  • 接触:減 → 感染リスク:減

ゲストの負担:小

結婚式に参列する準備として、「ご祝儀袋の用意」「新札の用意」というのは、結構な負担になると思います。実際にゲストとして参列したことがある人はよく分かると思います。

キャッシュレスご祝儀にすれば、ネット上で気軽に送ることができるので、そのような手間は大きく省くことができ、どう考えても「合理的」だと思います。

受付への責任:減

結婚式当日、60人のゲストを呼ぶことになったとします。その場合、単純に考えても

3万円×60人=180万円

のお金を受付の方が扱うことになります。

うっかり一人のゲストの方が受け取り忘れており、それが名簿上は受け取ったことになっていたとすると、、、どうなるかわかりますよね?

受付の人はもちろん、式場のスタッフも大慌てです。疑いたくもない人を疑うことになってしまい、お祝いどころではなくなってしまいます。

そういったリスクを減らすことができるのも、キャッシュレスご祝儀の大きなメリットだと考えることができます。

接触:減 → 感染リスク:減

コロナの感染経路として、接触感染があります。コロナ感染者が触れたものを、触れることにより感染する経路です。

ご祝儀袋のやり取りがなくなるだけでも、感染リスクは大きく下げることができると思います。

キャッシュレスでのご祝儀のデメリット

一方で、以下のようなデメリットも当然あります。

  • キャッシュレスに抵抗がある人がいる
  • 味気ないと思う人もいる
  • 案内がしづらい

キャッシュレスに抵抗がある人がいる

年配の方は特に、キャッシュレスに抵抗があると思います。人間は誰しも新しいことを一度は拒む、と言われています。

今まで大事にしてきた文化を壊したくない、そう思う方は必ずいると思います。

味気ないと思う人も少なからずいる

ご祝儀袋には本当に多くの種類がありますし、そこに手書きで名前を書くのが一般的です。

そういった「自分らしさ」を出せるところが、お祝いの気持ちにもつながるし、人間の面白いところでもあります。

キャッシュレスご祝儀にすることで、ネット上で、ポチッと押すだけになり、「自分らしさ」が失われがちになってしまう傾向があります。

案内がしづらい

新郎新婦側としては、キャッシュレスご祝儀を案内するのは、難しいポイントがあります。

銀行振込やpay系アプリによる送金は、事前に行うことになるのが多いと思います。そうなると、「ご祝儀をもらう前提で」キャッシュレスでお願いします、というような案内になりがちです。

本来、ご祝儀というのは「お気持ち」なので、(ほとんど強制的ですが、、、)「任意」なはずです。

ここに関しては、私達も悩みましたが、「SDGsの取り組み」という便利な文言を用いることで解決できたと思います。

それについての詳しい内容は以下の記事をご覧ください。

Coming soon~

結婚式で使えるキャッシュレスの方法

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Photo by Alexander Mils on Pexels.com

以上のようなキャッシュレスご祝儀を踏まえた上で、実際にキャッシュレスご祝儀の方法を検討していきます。私が思いついた方法としては、以下のような種類があると思います。

  • paypayやラインペイなどのQRコード決済
  • 銀行振込
  • paypalやKyash
  • クレジットカード

キャッシュレス①QRコード決済

まずはお手軽なpaypayやラインペイなどのQRコード決済サービスです。こちらのメリットとしては、無料で送金ができる、というところが大きいと思います。キャッシュレスにしたら、手数料分多く払う必要が出てしまうというのは、ゲストにとってハッピーではありません。(ご祝儀袋の代金と考えることもできそうですが。。。)

また、場合によっては、現金化できることもあります。paypayの場合、「paypayマネー」であれば銀行に出金することができます。(参考:paypayマネーとpaypayマネーライトの違いとは?

そして、paypay銀行が紐付いていれば、銀行への出金手数料も無料になります。つまり、paypayで送ってもらえば、誰も無駄なお金を払わずに無料で現金化できる、ということになります。

ちなみに、paypay銀行には知られざるサービスがあります↓

キャッシュレス②銀行振込

銀行振込もキャッシュレスなの?

と思われるかもしれませんが、もちろんキャッシュレスです。

キャッシュ=現金、レス=〜でない

という意味ですから、銀行振込も立派なキャッシュレスです。世の中の人のほとんどすべての人はどこかしらかの銀行口座を持っていると思うので、最もユーザー数の多い方法となります。

ただ、地域によって、使っている銀行口座の割合に違いはあります

東京商工リサーチ名古屋支社は21日、2020年の愛知企業のメインバンクのシェア調査をまとめた。首位は旧東海銀行の流れをくむ三菱UFJ銀行の23.9%で、都道府県単位のまとめを始めた17年以降のトップを堅守した。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62914760R20C20A8L91000/

振込手数料をできるだけ減らすためにも、ゲストの方が多く使っていそうな銀行口座を選択肢に入れるのがフレンドリーだと思います。

キャッシュレス③paypalやKyash

paypalやKyashなどのサービスは、ネットショッピングでも使われることがあります。

しかし、個人で使用している人はまだまだ少ないので、選択肢として入れるのは良いかもしれませんが、入れなくてもそう問題はないでしょう。

そもそもこのようなサービスを日本で使っている人は上級者の方が多いと思うので、他のサービスも活用していると思います。

キャッシュレス④クレジットカード

クレジットカードは銀行口座と同じく、ほとんどの人が保有していると思います。しかし、個人では利用できません。何らかのサービスを利用する必要があり、なかなか難しい選択肢になると思います。そして何らかのサービスを利用すれば、手数料を取られること間違いないです。

また、個人的には、

  • 銀行口座の振込=送金
  • クレジットカード=支払い

のようなイメージが強く、あまりご祝儀の感じがしないこともあり、あまりおすすめできない選択肢です。

実際に結婚式でキャッシュレスご祝儀をやってみた感想

以上のような考えから、私は

「銀行振込」「pay系」「当日現金」を提示した上で、「協力してくれる人それぞれが便利な方法で大丈夫です。協力してくれる人は連絡ください〜」的なスタンスで案内を出しました。

その結果、内訳としては以下のようになりました。

ご祝儀の受け渡し方法協力してくれた組数
銀行振込25
paypay4
当日、現金で5

5人くらいかなあと思っていましたが、めっちゃ協力してくれました

ほとんどの人がキャッシュレスに協力してくれて、とても助かりました。もちろん私はIT業界とかでもなければ、友人が進んだ人が多いというわけでもありません。むしろ、愛知の田舎出身で、結婚式参列者も9割は愛知在住でした。

以下、実際にキャッシュレスご祝儀を導入した感想を述べていきます。

ご祝儀についてお礼を伝えてとても丁寧

めちゃくちゃ丁寧だな、と思いました。従来のご祝儀の流れは、

ゲスト→受付→会場スタッフ→新郎新婦

であり、結婚式終了後に、ご祝儀袋に包まれた現金をドサッと渡されます。名前こそ書いてあるものの、現金と袋のみで、それっきりです。

対して、事前にキャッシュレスでやり取りしていると、

  • ゲストへお願いする連絡
  • ゲストへ確認の連絡とお礼

という少なくとも2つのやり取りが発生します。結婚式に招待するようなゲストですから、ある程度、仲はいいはずです。そんな友人と久しぶりに連絡を取り合うなんて、キャッシュレスご祝儀がなければしなかっただろうなあ、と感じています。

一人一人から、お金が送られてきて、とてもありがたみを感じました。

これは、キャッシュレスご祝儀の一番の発見でした。

キャッシュレスは圧倒的に便利だよねというゲストの声

会社の先輩にキャッシュレスでお金を頂いたときに、「生意気な提案ですみませんでした」とお伝えしたら、

「いやあ、キャッシュレスのほうが圧倒的に便利だもんね」

というお言葉をいただきました。また、当初は現金で支払う予定だった友人も、当日が近づくに連れて、「キャッシュレスでもいい?」という連絡をいただくようになりました。これもおそらくは、キャッシュレスの方が負担にならない、楽ちんだ、という思いからだと思います。

招待させていただいたゲストの手間にならない、おもてなしの精神としては、とても良い方法だと感じました。

結婚式場への事前の支払いも可能

また、事前にキャッシュレスでいただくことで、式場への結婚式費用の助けにすることもできました。

一般的に、結婚式場への支払いは、1ヶ月前と10日ほど前に半金ずつ支払い、という形だと思います。一旦、全額を自分たちで支払い、当日、ご祝儀をいただく、という形になります。

しかし、事前にお祝いをいただくことで、自分たちで用意する金額を大きく下げることができます。

金銭的に厳しい新郎新婦には大きなメリットにつながることだと思います。

ご祝儀を当日支払いも可にしてよかった

当日支払いという選択肢を設けることは必須だったと思います。

どれだけ合理的で、どれだけみんなにメリットがあると言っても、やはり難しいゲストの方もいます。「バリアフリー」といいますか「レスポンシブ対応」といいますか、できるだけ多くの選択肢を提示することで、どんな人でも対応できるような仕組みにすることが、新郎新婦に求められることだと思います。

まとめ

キャッシュレスご祝儀に関して、自身の経験を踏まえ、解説してきました。

  • 「paypayやラインペイなどのQRコード決済」「銀行振込」の併用が最もおすすめ
  • 想像以上に多くの人が協力してくれた
  • 強制はだめ、あくまで選択肢としての検討をおすすめ

みなさんも「本当のおもてなし」が古い伝統を引き継ぐだけなのか、よく考えて、後悔のない結婚式を挙げてください!

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