【支払う時期を管理】自作EXCEL家計簿で赤字体質を免れる

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家計簿をつけているのに赤字になる人の特徴

「現在」の支出と「将来」の支出が混ざってしまっている

「家計簿をつけて、支出や収入をちゃんと管理しているにも関わらず、何故か赤字になってしまう」

「月末に、クレジットカードの引き落とし額を口座の残額から計算してみたら、現金が足りない」

私は家計管理をし始めた当初、このような事態に陥っておりました。。家計管理を任されているのに、管理できてなくて家族に迷惑かけてばかり、、、

その時はとてもショックでしたが、悩んでいても仕方ないので、改善するしかありません。その時の私の結論であり、今もなお健全な黒字体質になった家計管理で、重要な点は

現在の支出(現金やQRコード決済)と将来の支出(クレジットカードの引き落とし)とを分けて考えること

でした。図にすると以下のような構造です。

支払い方法の多様化(現金、QRコード決済、クレジットカード…)

この背景として、やはり支払い方法の多種多様化が大きいと思います。一昨年頃から本格的に普及し出したQRコード決済は独自の還元キャンペーンがたくさんありました。昨年は国のキャンペーンでキャッシュレス決済で25%還元されました。

このキャンペーンにのっかって、お金がいろいろなところから出ていく人が多くなったのではないでしょうか?私もその一人です。

キャッシュレス決済というのは、コロナ禍における感染リスク軽減という、棚からぼたもち的な効果もあり、とても便利です。しかし、それほど広く普及されない原因の一つには、やはり現金で見える化しないと、「使いすぎてしまう」人が多いことも関係しているのではないでしょうか?

クレジットカードを使えば、誰でも簡単に、支払いを来月に伸ばすことができます。それと同時に、負債、つまり借金を抱えることになります。メルカリのQRコード決済サービス、メルペイでも、後払いサービスが開始されており、簡単に借金することができます。

この「借金」と「現在使えるお金」としっかりと区別して考えることが、これから紹介するEXCEL家計簿の大きな特徴です。
black payment terminal
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赤字を脱却できた自作EXCEL家計簿の中身

では、家計管理を任されていたにも関わらず赤字になってしまった私がたどりついた、自作エクセル家計簿をご紹介します。以下は、そのエクセルに含まれているシート(エクセルの下の方から選べるやつ)です。

  • データ入力シート
  • 各支払い方法の支出額まとめシート
  • 将来のお金の流れ(キャッシュフロー)可視化シート

言葉の通りですが、実際の画像とともに解説していきます。

「データ入力シート」すべての支出を入力する

すべてのシートの中で、今後、入力するのはこのシートのみです。このシートにデータを入力すれば、他のシートのデータにも自動で反映されるようになっております。そのため、他のシートは、いじる必要がありません。

このシートのフォーマットは簡単です。お金が出ていった時、

  • 日付
  • 支払い方法
  • 金額
  • 用途
  • 備考(自分がわかれば良いメモ)

をメモします。現金だろうがクレジットカードだろうが、すべてここにメモします。

そして、右側に固定費を記してあるところがわかります。見ていただければ分かるように変動する固定費(光熱費や水道代)に関しては見込みで多めに記入してあります。

これは避けることのできない費用のため、「将来の支出」として、エクセル上に記入してあります。

「各支払い方法の支出額まとめシート」支払い方法別に支出額をまとめる

ここは、先程の「データ入力シート」で記入した支出データを支払い方法別に分けて勝手に計算してくれるところです。

このシートは、月末などに、クレジットカードのアプリ等の明細を見て、金額が合っているかを確認するところです。もちろん固定費もクレジットカード払いになっていれば、ここに反映されます。

すべての入力を忘れずにできておれば、ここの金額は、クレジットカードの明細と同じ金額になるはずです。(私の場合はたいていスーパーでちょこっと買いした500円とかが抜けていることが多々あります。。。)

【超重要】「将来のお金の流れ可視化シート」現金とクレジットカードの支出を見える化

最も重要なシートです。ここを見れば、

  • 現在の銀行口座の残高
  • 来月のクレジットカード代を払った後の銀行口座の残高
  • 家計が来月以降も黒字を維持できているのか

これらが一発で分かります。ここが最も重要なのは、何度も繰り返しているように

現在の支出と将来の支出をまとめて記入していることにあります。

クレジットカードの支出はある程度概算で計算できていても実際に計算してみると大きな勘違いということは往々にしてあります。自分という人間を信じてはダメなのです。

また、この家計簿で面白いところは、再来月以降などの固定費を考えると、資産は目減りしていく一方ということが見えるところです。

「もし働いているあなた自身が会社をやめたら」

「もし働いている旦那さんがクビになったり、病気になったりしたら」

本当にこのような状況になったら、いろいろな手当を受けられるはずですが、一つの目安として、今後も生活していくことができるのかどうか、それがよく分かるようなシートとなっていると思います。

家計簿アプリは支払う時期を管理しにくい

Money ForwardやZaimのような家計簿アプリはいろいろなところでオススメされています。自動連携機能があり、キャッシュレス決済(クレジットカードや一部のQRコード決済)に関しては一切入力する必要がありません。普段、キャッシュレス決済しか使わない人であれば、漏れなく支出を管理することができて、とても便利です。

しかし、今の状況では限界があるのも事実です。理由は以下の通りです。

  1. 現金しか使えない店がある(これが1番大きい)
  2. 対応していないキャッシュレス決済がある
  3. キャッシュレス決済といえど、結局は現金を使って支払う

「1. 現金しか使えない店がある」というこの時点で、「今」支払う現金と「将来」支払う現金が混在してしまうことになります。これは、家計簿アプリでは非常に管理がし辛いと個人的に思います。

重ねてになりますが、例えば、クレジットカードの引き落としで来月引かれるであろう金額の合計は、今月の残りの現金と来月の給料から引かれるお金です。しかし、町中で現金を使えば、現在口座に入っているお金から引かれて、来月のカード引き落とし後の口座の額も減ってしまいます。

このような状況を管理するためには、自作エクセル家計簿というのは、とても有効な手段だと思います。

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