子育て経験のある方なら、一度は目にしたことがあるであろう「七田式」と「公文式」
本記事では、七田式の「知育」と公文式の違いについて、口コミやレビューから徹底解説していきます。
お子様の教育方針で悩んでいる方や、七田式を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
そもそも七田式とは?
七田眞が編み出した教育方法で、七田式右脳教育法は最優秀理論・世界知的財産として登録されています。
※ここからは著者なりの理解になりますので、興味のある方はご一読ください。
七田式の教育方針としては、「生きる力」を育てること。
ここでいう「生きる力」とは、学習能力はもちろん、その他の能力も含まれています。
この「生きる力」を幼児期から(お腹の中にいる頃から)育てていく。
生まれ持った能力を、より引き出してあげる。というのが、七田式の考え方です。
そのため、知育はもちろん、食育や体育・徳育など全て行うことが、「七田式」教育です。
現在、手に取りやすいワークなど「知育」部分が特に広く知られているかと思います。
もちろん「知育」も七田式ではありますが、一部分でしかないので、そこは念頭に置いておく必要があるでしょう。
本記事では、上述した通り「七田式の知育」と「公文式」の比較になりますので、ご注意ください。
七田式の口コミ・評判
学習習慣が身に付く
レベルに合わせたものを、プリント形式で行うのが七田式です。
そのため、毎日続けやすく、学習習慣が身につきやすい、というのがメリットの一つとして多く挙げられていました。
記憶力が鍛えられる
右脳を鍛える教育を行う七田式では、記憶力も鍛えられる、というレビューがありました。
その子が生まれ持ったものなのか、環境なのか、七田式なのかは不明ですが「記憶力がついた!」という評判は一定数あるようです。
難しい
子供によっては難しいと感じる場合もあるようです。
実際、著者が見た七田式のプリントも、「この年齢ではまだできないな・・・」という内容が結構含まれている印象でした。
子供によってはできるかもしれませんが、ある程度親のサポートが必要な内容が多そうな印象です。
価格が高い
価格が高い、というレビューも多くありました。
プリントであればそこまで高くなく導入ができるようです。
くもん式の口コミ・評判
価格が安く導入しやすい
価格が比較的安く、導入しやすいという評判が多くありました。
とりあえず試してみよう!ができる価格なのはメリットと言えるのではないでしょうか。
親の手があまりかからず、学習習慣が身に付く
公文式は、反復学習で自分で学習を進めていくスタイルです。
そのため、ある程度の親の関与は必要ですが、あくまでも子供主体の学習になりますので、あまり親の手がかからない、というのもメリットの一つのようです。
先取り学習ができる
先取り学習に関しては七田式にも通づる部分かもしれませんが、公文式の方が「先取り学習」というワードを多く見かける印象でした。
先取り学習は、中学受験や高校受験に役立った、というレビューも多々ありました。
著者も公文式で、中学時点で高校数学をやっており、かなり助かった覚えがあります。公文式・七田式に関わらず先取り学習にメリットを感じる人は多いようです。
正解するまで永遠に学習するスタイルが合わない
「公文式は嫌だ」「公文式はトラウマだ」という口コミが多くありました。
上述した通り、公文式は「自ら学ぶ力」を育てることに注力しています。
そのため、正解するまで何度も繰り返したり、同じような問題を何度も解いたりすることがあります。その結果、公文式を苦痛と感じるようになるようです。
七田式とくもん式の比較
ドリル
七田式ドリル
対象年齢2歳〜7歳ごろまでのドリルが販売されています。
七田式ドリルの特徴は、「右脳」を鍛えることに注力している点ではないでしょうか。
他社のドリルではあまり見られないような内容も多く含まれていますので、
「少し違ったドリルをやってみたい!」
「右脳を鍛えたい!」
という方にはおすすめです。
公文式ドリル
対象年齢は2歳〜8歳ごろまでのドリルが販売されています。
くもん式の特徴は、「書く」練習が多いことのようです。
ひらがなやアルファベット、数字など分野も幅広く取り扱っているので、基礎的な書く練習をしたい方にはおすすめです。
教室
七田式教室
胎教コースから小学生英語コース、プログラミングコースなど、10種類の幅広いコースが用意されています。
教室環境が整っているのはもちろん、食学などもしていただけるので、自宅でも七田式の教育を継続できるのが特徴です。
生まれる前から入ることが可能な教室はなかなかないので、その点も特徴の一つと言えるでしょう。
公文式教室
公文では、0歳〜社会人まで対象の教室が全国で開かれています。
それぞれの年代に合わせたスタイルで学習が展開されているのが特徴です。
社会人の方まで対象ですので、かなり幅広く取り扱っているのも特徴の一つと言えるのではないでしょうか。
プリント
七田式通信教育
七田式には、通信教育もあります。
こちらも、胎教と幼児コースの2つ用意されています。
ドリルはもちろん、ドッツセットやフラッシュカードなどがついてきます。
お子様のペースに合わせて、気楽に自宅で進められるのが特徴です。
また、妊娠中から始められるのも特徴の一つと言えるでしょう。
公文式通信学習・タブレット通信学習
公文式にも、通信学習やタブレット通信学習があります。
こちらも幼児〜社会人まで幅広く取り扱っています。
月一回のやり取りになりますが、教室へ行く必要がないので、とりあえず学習を進めたいという方にはおすすめのスタイルです。
七田式とくもん式のよくある疑問
七田式とくもん式の効果は?
「個人と環境による」というのが著者の結論です。
実際レビューを見ても、「効果があった」という意見もあれば「全くなかった」という意見もありました。
どちらの学習法も、長い歴史があり、しっかりとした根拠のある教育法であることは確かです。
ただ、子供にとって合う・合わないがあること、親の介入具合などによって効果は大きく異なること、も事実でしょう。
七田式とくもん式はどっちがおすすめ?
レビューや口コミから、著者の考えをまとめてみます。
七田式とくもん式はいつから?
七田式は胎教(妊娠中)から、公文式は0歳から可能です。
どちらもかなり小さい時期から可能になります。
七田式とくもん式のメリット・デメリット
- ある程度の費用がかかる
- 親の手間(送迎や宿題管理)がかかる
- 子供に合わない場合がある
- 学習習慣が身に付く
- 子供の能力を引き出せる可能性がある
- 子供の能力を伸ばせる可能性がある
- 受験に有利に働く場合がある
- 将来の財産になる
まとめ
七田式、公文式ともに、歴史ある評判高い教育法です。
ただ、子供や環境によって合う合わないはありますので、まずは体験に行ってみたり、手軽にできるドリルをやってみることで、検討してみるのはいかがでしょうか?