Androidでもコンパクトで使いやすいスマホが欲しい!そういう方には是非おススメしたいのが、ASUS(エイスース)のZenfone9。
iPhoneの場合、iPhoneSEやiPhone miniのようなコンパクトサイズで、かつ、サクサク動くスマホがあるのに、Androidでは、
どれも画面が大きいスマホばかり。
そんな人におススメしたいZonfone9を、6か月間使用した筆者がレビューを書きました。
他の記事では分からない、Zenfone9を使い続けている「生の声」をお届けします。
ぜひスマホ選びの参考にしてください。
Zenfone9 | 特徴
まずは、Zenfone9の特徴を簡単にまとめます。
手のひらに無限の可能性を
ASUS(エイスース)のZenfone9のHPに記載されている言葉です。
この言葉にすべてが詰まっています。つまり、こういうことです。
- 「手のひらに」:コンパクト
- 「無限の可能性を」:超ハイスペック
素晴らしいキャッチコピーです。
Zonfone9 特徴まとめ
Zenfone9の特徴をHPの記載に沿ってまとめます。他サイトでも、この辺りを解決してくれているサイトはたくさんあるので、ここでは簡潔に記述するのみです。
Zenfone9 | 使用レビュー
Zenfone9を昨年末に購入し、6か月間使用した「生の声」を記していきます。
Zenfone9のカメラは可もなく不可もなく
写真も動画もきれいです。ただ、私には、Xiaomi Mi11 Lite 5G(前に使用していた機種)との違いは分かりませんでした。
Zenfone9の方が、値段的には2倍近くしますが、今のスマホはどれもきれいなので、素人では違いがよくわからないくらいきれいです。
カメラがきれいという理由でわざわざZenfone9を選ぶほどのメリットはないでしょう。
Zenfone9のサイズはコンパクトで最高
コンパクトでとても持ちやすく最高です。
私は普段スマホゲームもしないし、動画もたまにしか見ないので、大きな画面のスマホは持て余していました。
- 持ちやすさ
- 落としにくさ
- ポケットの入れやすさ
これらを満たしている、Zenfone9はベストな選択でした。
Zenfone9をデュアルsimで使用(povo、楽天モバイル)=便利
Zenfone9をデュアルsimで使用していますが、とても使いやすいです。
ナビゲーションバーから、データ通信に使用するSIMをワンタップで変更することができます。
機種によっては設定画面から毎回変える必要があるものもあります。
デュアルSIMユーザーにとっては、大変ありがたい仕様です。
Zenfone9はesim非対応なのが、残念
Zenfone9はesimに非対応です。
私は通信料の見直しで、キャリア、格安SIMを乗り換えることが多いです。その場合、esimだと、SIMカードの発送・受け取りをする必要がなく、とても便利です。
しかし、Zenfone9は、esimには非対応なので残念ですが、これは購入前から分かっていたことなので、問題ありませんでした。
Zenfone9の戻る操作は左右スワイプだけど、片方を進む操作にしてほしかった
Zenfone9は、iOSライクな、スワイプで戻る操作をすることができます。
ただ、大きく違うのは、左右両方のスワイプで、両方とも「戻る」操作。
進む操作をすることはできず、間違えて戻ってしまった後に、元に戻すことができないので、ちょっと面倒です。
スワイプによる戻る操作は大変便利なので、スワイプ戻り機能(何ていう名前かわからない。。、)なしのAndroidはもう持てません。ただ、進む(元に戻す)操作も欲しいので、次モデルに期待です。
Zenfone9の純正ケース・カバーは使っていない
Zenfone9の純正ケースは、本体のコンパクトさをできる限り損なわないように作られていると感じます。
ただ、私はない方が好きです。
結局、今はMOFTを本体に直貼りして使用しています。コンパクトなZenfoneを、さらに持ちやすくしてくれるMOFTは、とても便利です。
Zenfone9の発熱は充電時・カメラの連続使用時以外は感じない
Zenfone9の発熱は、充電中・カメラの連続使用(テレビ電話など)では感じますが、それ以外の使用時には感じません。
他の一般的なAndroidスマホと特に変わらない印象です。
Zenfone9の指紋認証は側面についていて爆速
Zenfone9の指紋認証は側面についているタイプで、その速度は爆速です。
画面内指紋認証では、到底勝てないスピードなので、個人的には側面の指紋認証が好きです。
持ち上げるときに触るので、自然に持てますしね。
Zenfone9に不具合・バグはほぼ起こっていない
Zenfone9を使っていて、不具合・バグはほぼおこっていません。
何よりこれだけのスペックがあるので、サクサク動いて本当に快適です。アプリの立ち上げや、アプリの切替時などは特に感じます。
ただ、この後、書いているように、私のZenfone9は、一度故障しました。。。
Zenfone9 | 3ヶ月で故障?メーカーに修理依頼
私は購入して3ヶ月ほどで、1度メーカーに修理に出しています。
カメラが起動しない?
ある時から、カメラの挙動がカクカクしておかしいな、とは感じていました。
メモリ不足やCPUへの過負荷かとも思いましたが、スマホゲームもやっておらず、ブラウザやyoutubeのみの使用がメインでした。
そしてある日、QRコード決済でプリンを買おうと支払いを行うとき。。。
(私)「◯payでお願いします」
(店員さん)「QRコード読み取りください。」
(私)「…」
(店員さん)「…」
(私)「…。すみません、スマホが壊れちゃって、現金も持ってないので、ちょっとATMでおろしてきていいですか。。。?」
そうです。カメラによるQRコード読み取りができず、支払いができませんでした。
その節は本当に申し訳ないことをしてしまいました。
保証期間内だったので、メーカーに連絡
幸い、保証期間内だったため、ASUSに連絡。
連絡したその日の夕方に返信が来ました。
キャッシュ削除や端末の再起動など、いくつかの方法を提案されましたが、いずれも直らず。
修理したい旨を伝え、代替機と引き換えに発送することになりました。
なお、この時点では、修理代金はいくらか分からず、以下の保証条件外でなければ、修理代は無料とのことでした。送料も無料。
保証条件外:自然故障以外の故障(例:落下や水こぼし、乱用等による物損、 アプリやプログラムインストール等が原因による故障等。詳細は製品保証書に記載)
待機期間
3/13に発送して、3/24に本体が修理して帰ってきました。
配送期間も含めて、11日かかりました。その間、代替機を借りていましたが、Zenfone9の前モデル、Zenfone8を借りることができました。
Zenfone9に比べたら、ハイエンドなのかミドルエンドなのか、中途半端な感じがして、Zenfone9を買って良かったと思いました。
Zenfone8が発売されたのすら知らなかったので、それだけ話題にならないレベルだったということでしょうか。
修理にかかったのは代替機の使用料のみ
結果としては、無償での修理でした。
電話で説明されたので、いまいち理解しきれませんでしたが、何やらカメラの基板が初期不良だったようです。
そのため、代替機の2000円のみが支払った代金でした。
初期不良なのに、使用して3カ月で発症するのか、今でも疑問です。本来なら、最初からダメとか、使ってすぐダメになるとか、そういうイメージでした。
違う原因だけど、ASUSさんのご厚意で無償修理してくれたのか、真相は謎のままです。。。
ASUSの対応は素晴らしかった
いずれにしても、ASUSさんの対応はとても気持ちの良いもので、大変ポジティブな印象です。
また壊れても(嫌だけど)、修理に出してもいいと思える対応でした。
みなさんも、もし万が一故障したら、諦めずにASUSのサポートに連絡することをおススメします。
まとめ
Zenfone9は、高い値段を出して、買って良かったと思えるスマホです。
本体の性能はもちろん素晴らしいですし、海外製の一つの難しさであるサポート面に関しても、問題ありません。
ネックとしては「金額が高い」くらいですが、ハイエンドスマホの中では安いです。
ゲームはあまりやらないけど、アプリとかブラウザとか、サクサク動くスマホが欲しい!という方には自信をもっておススメできるスマホになっています。