給料日にATMに並んで現金を引き出すことも、振り込むために振込手数料を払うことも、通帳記帳にATMに行くことも全部必要ありません。今はネットの時代です。SBI経済圏に乗っかりましょう。
「SBI証券」と「住信SBIネット銀行」とを利用すること
SBI証券と住信SBIネット銀行というネットサービスを有効に利用することをSBI経済圏に乗っかると表現しております。
「なにそれ、なんか怪しいんじゃないの?三菱UFJとかゆうちょとかの方が安全でしょ」
「ネット銀行ってコンビニでしかお金下ろせないんでしょ?しかも手数料かかるし」
わたしも最初はそう思っていました。でも実際はめちゃくちゃ便利なんです。なんで今まで使わなかったんだ、、、と後悔するほどです。
そのメリットを簡単に紹介しましょう。
SBI経済圏のメリット
SBIひいきですかね。でも便利だから仕方ないんです。
- ネット銀行といえど、大手銀行と同じ信頼感
- ATM手数料無料回数が多い
- ATMはセブンイレブン、ローソン、ファミマ、イオン銀行などが使える
- スマホを使ってATMから現金を引き出せる(セブンイレブン、ローソン限定)
- もちろんネットで利用明細を確認できる
- SBIネット銀行への入金はインターネット上で無料でできる
- 証券口座への入金も無料
- セキュリティはFIDOという最新の技術を利用している
一つ一つ丁寧に説明させていただきます。
ネット銀行といえど、預金1000万円まで保護
国に認められて銀行というのは設立することができます。もちろんSBIもその例外ではなく、預金保護1000万円、つまりSBIが潰れても預金1000万円までなら国が補償してくれます。(これはどの銀行でも一律です)
では具体的にネット銀行は今までの銀行と何が違うのか。
自前のATMや窓口を持たないことで、その分の人件費を削り、手数料を安くすることができる
という業態の銀行です。
そもそも銀行というのは、一般の人に預金をしてもらい、そのお金を法人や個人に貸すことでその利息収入を利益としているビジネスモデルとなっております。従来の銀行では、ATMや窓口があることで一般の人は安心してその銀行を使えることができ、預金をしていました。
しかし、時代は変わりネットという便利なものができました。それにより、一般の人にとってのメリットというのは「ネットで完結できること」「手数料が安いこと」という風に変わってきたのです。そこに目をつけたSBIのような銀行がいわゆるネット銀行ということになります。
根本的には、大手銀行もネット銀行も何も変わりません。
ATM手数料無料回数が多い
ネット銀行への安心感をもっていただけたところでその便利さの方に移っていきましょう。
SBIネット銀行にはランクと呼ばれる制度があります。ランクによって、ATM利用、振込手数料の無料回数が異なっています。
ATM手数料は誰でも無条件で月2回まで無料、振込手数料は月1回まで無料です。もちろんここでいう振込とは他行への振込です。SBI同士の振込は何回でも無料です。
以下の表でいうところのランク1というのは、みなさんの最初のランクになります。
ランクアップするのに条件がありますが、
- 30歳未満であれば誰でも、
- 30際未満でなくても、預金残高30万円以上などを満たせば
月5回までATMと振込が無料でできるランク2になることができます。学生や新人の頃の30歳未満にとってはとてつもなく優しい銀行となっております。
ATMはセブンイレブン、ローソン、ファミマ、ミニストップなどで使える
「どこのATMが使えるの?」
コンビニすべてのATMが使えます。またイオン銀行も使うことができるので、イオンでも安心です。ただSBIの場合、デフォルトではキャッシュカードがもらえません。
ネットでのやり取りで完結するようにSBIは考えているので、現金は必要ないでしょ?って考えです。(笑)
もちろん申請すれば無料でもらえます。しかし、多くの人は後述する理由でキャッシュカードが必要ではなくなります。
スマホを使ってATMから現金を引き出せる(セブンイレブン、ローソン限定)
そうなんです。キャッシュレス時代にとてつもなく便利なサービスが来ました。キャッシュレスにしたい時にどうにも現金が必要になる時があります。そのためにキャッシュカードを持ち歩くことは避けられませんでした。
しかし、スマホを使えばおろせるSBIと出会ってからはキャッシュカードがいらなくなりました。
使い方はとても簡単です。SBI銀行のアプリを用いて、ATMのQRコードを読み込むだけです。これも後述する、信頼性の高いセキュリティサービスを使っているからこそできる技となっています。
もちろんネットで利用明細を確認できる
もちろんネットで、アプリで今までの利用明細をすべて確認することができます。印刷することもできるので、通常の通帳と何ら変わりはありません。
ATMに記帳しに行く時代はとうに終わっています。
SBIネット銀行への入金はインターネット上で無料でできる
これは裏ワザというか、通常のやり方ではできません。
SBI証券とSBIネット銀行との間でお金を自由にやり取りできることが最大の強みとなっており、その名を「ハイブリッド預金」といいます。
詳しくは以下で解説させていただきます。
証券口座への入金も無料
証券口座への入金も無料になります。一般的な証券口座では振込口座を設定され、そこにお金を振り込むことで証券口座にお金が反映されることになります。
しかしSBI証券の場合、ほとんどすべての銀行からの入金が無料です。振り込む、という形ではなく、SBI証券のサイトから手順に従うことで簡単に入金することができます。
セキュリティはFIDOという最新の技術を利用している
FIDOとは
パスワードを使わずにオンラインサービスのID認証を安全で簡単に行うことができる新しい認証規格
https://www.dds.co.jp/ja/topics/9736/
すごく簡単にまとめてしまうなら、「お互いの顔や特徴を知っていて、さらに合言葉をもっている」というイメージです。従来のパスワードのやり取りは、合言葉のみを、お客様と会社側でやり取りをしていたので、それを盗み聞きする人がいたら、なりすますことができますよね?
でもこのFIDO方式というのは、指紋認証や顔認証を利用した上で、合言葉を用いるようなイメージなので、たとえ合言葉だけを盗まれたとしても、何の意味もありません。
グーグルやFacebook、LinePayなど世界中で使われているサービスで、そのセキュリティは現在のところ、世界トップレベルだそうです。
今の時代に証券口座は必須(iDeCoやNisaの活用)
「SBI銀行使いたいけど、証券口座は何かよくわかんないしいらないかな〜」と思ったそこのあなた!
今の時代に証券口座は必須です。なぜなら、日本の働き手はどんどん減る一方、働かない高齢者はどんどん増えます。さらには日本の企業がいつ壊滅していくかわかりません。
そうした中、自分のお金は自分で守ることは、もはや義務です。
証券口座を開いても無料です。維持費はかかりません。まずはその大きな一歩を踏み出してみましょう。開かないことには何もはじまりません。
今やりましょう、今すぐ。
具体的なSBI経済圏の作り方や使い方については、次の記事で詳しく説明させていただきます。